東京ヤクルトスワローズ 優勝の要因
こんにちは。Tくんです。
今回は、2年連続で最下位だったヤクルトスワローズが
2021年セントラルリーグ優勝を果たした要因を
私なりに考えていきたいと思います。
ここでは下記の3つの優勝要因を取り上げたいと思います。
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投手陣の課題克服
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打線のつながり
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外国人助っ人2人存在
1. 投手陣の課題克服
まずは去年の、チーム投手成績を見ていきます。
まず防御率がダントツの最下位となっています。
計算上、打線は5点を取らなければ勝てない計算となります。
先発ピッチャーの完投数も「1」と、1人で投げ切れる能力のある投手、勝ちの計算できる投手がいませんでした。
リリーフ陣も2年目の清水選手が将来を期待させる活躍、石山選手の活躍もありましたが
その他の選手が、後半で試合を壊すことも目立ち、点を取っても取られてしまう試合が目立ちました。
次に今年のチーム別投手成績です。
防御率が4.61から3.45と投手陣の課題が解決されたのが一目瞭然です。
野球を知っている方は、この差がどれほどのものか分かると思います。
記載はないですが、チームのホールド数が88から149に、
チームのセーブ数も21から44へとほぼ倍という数字になっています。
もちろん、勝利数が勝利数が増えると必然的に増える数字ですが
リリーフ陣が良くなったことが、数字を見て感じ取れます。
去年成長を見せた清水投手が、半分の72試合に登板して、防御率2.39、新記録の50ホールドという驚異的な成績を収めました。
清水選手の活躍が優勝につながったことは間違いありません。
アメリカ代表のマクガフ選手も安定した成績を残し、戦力外から這い上がった今野選手も良い働きをしました。
このリリーフ陣の去年からの変化が優勝の1番の要因と考えます。
また、先発陣では奥川投手の活躍が目立ちました。
去年大事に起用されていたのを見ると、来年、再来年くらいに定着してくれればと思っていましたが、いい意味で期待を裏切り9勝をあげました。
まだ2年目の20歳。今後が楽しみです。
2. 打線のつながり
続いて、打撃陣について見ていきます。
今年のスワローズは、効率よく得点を重ねている印象があります。
今年のチーム別打撃成績を見ると、打率がリーグ3位といたって普通の成績に対して
得点が617と、2位以下と大差をつけてトップとなっています。
この数字から、少ないチャンスを確実にものにして、得点を重ねていったことがわかります。
この打線の中心にいたのが3番山田選手、4番村上選手です。
山田選手は、本調子と言えないながらも、34本塁打、101打点を記録しています。
村上選手は、39本塁打、112打点と2冠を狙える位置にいます。
21歳とは思えぬオーラを身にまとい、不動の4番として活躍をしました。
個人的には、今年のMVPは、村上選手で決まりだと思っています。
山田選手、村上選手以外にも、塩見選手が1番に定着したことも得点力を上げることができた要因です。
坂口選手が調子を落としてからは、1番者を固定できず、足を使える選手があまりいませんでした。
そこで、塩見選手が1番に定着したことで、山田選手、村上選手の強力なクリーンナップにチャンスで回す機会が増え、効率よく確実に点を取る打線が完成しました。
また、ベテランの青木選手も成績はもちろんですが、精神的支柱となり、チームが一つになったと思います。
ヤクルトで初優勝を経験できて本当によかったと思います。
川端選手の代打成績も凄かったですね。
このように今年のスワローズ打線は、一つの線となって効率よく点を取る打線が優勝へ導く要因となりました。
3. 外国人助っ人2人存在
最後にサンタナ選手、オスナ選手の2人の助っ人外国人についてです。
2人の成績は、ずば抜けたものではありませんでした。
しかし、山田選手、村上選手を打ちとっても、その後にこの2人がいるのは恐怖で
得点力がをあげた要因です。
この2人の助っ人外国人が日本にアジャストできたのは、お互いが良きライバルとなり、良き相談相手となったからだと思います。
近年、日本プロ野球で活躍する選手は、メジャーリーグでの実績よりも日本の野球を学ぶ姿勢やチームに馴染めている選手の方が多く感じます。
サンタナ選手とオスナ選手が2人で1軍にいたことが、孤独感を感じずにチームに馴染めたことが2人の活躍、そして優勝につながったと思います。
やっぱり、外国人選手が異国の地で活躍するには、実力よりも環境が大切だと思いました。
日本を好きななってくれてありがとうございます。
他にも様々な要因があると思いますが、私は以上の3つが優勝につながった要因だと考えました。
CS、そして日本シリーズでは、セ・リーグの意地を見せて欲しいです!
長々書くのは大変なので、これからはゆるーく投稿していきたいと思います。
これからもよろしくお願いします。
※成績は2021年10月27日時点のものです。